2019 公開イベント「希望のリレーをあなたの町でも」来場者の声を紹介

2019年6月23日(日)、約160名の方にお集まりいただきました。

当日の記事はこちらから


当日ご参加いただいたみなさまからの声(アンケート)の中から、「感じたこと・印象にのこったこと」を紹介します。(参加時の立場)


●非常に良かったです。(本人)
●笑える場所がある、話せる場所がある。そして笑顔になる。絵を描くこと、ピアノをひくこと、ギターをひくこと、またボール投げができること、など人とふれる場があることの大切さ。(本人)
●本人のパワーを感じた。(本人・家族)
●本人が主体的に運営することにショックをうけました。自分の所属する団体では課題としてとらえてはいても、解決に向けてすすめられてはいません。会場のご本人もみんな笑顔です。こんな場、出会いの場を本人主体でつくりたい。(家族)
●司会進行を含め、当事者の皆様が本当に明るく、笑いをまじえて、話をしてくださり、うれしく思いました。夫がアルツハイマーと診断されて約2年、生活に支障はないようで、本人は認知症と思っていない所があるのですが・・・。それでもいいかな、と思ったり。ちょっと違うかなと思ったり・・。でも一人じゃないと思い、うれしく感じました。(家族)
●本人の思いを聞くことの大切さを感じました。そして対話すること、認知症の人が希望をもって暮らせる社会は誰にとっても暮らしやすいと思います。(家族)●覚えられないこと・できないことを問題とせず、楽しんで過ごせていたか、ということを大切にしていくという言葉に、自分がケアを考える時にできないことに目を向けがちになっていることに気づけました。(家族)
●私もリレーできるよう活動したいと感じました。(家族/行政)
●今までの自分の認知症の人への関わりを振り返ると、本人や家族の方々に申しわけない。今までは励ますような声かけや、薬物調整の説明しかしなかったことに反省。(市民)
●ちょっと意外なことに楽しい会でした。こういう集まりがあることを知ったので、認知症になっても何とかやっていけそうです。(市民)
●それぞれの人の希望をきちんときく耳をもつことが大事。(市民)
●認知症のあるなしにかかわらず、認知症が中心でなく、自分らしい、自分たちらしい生活や暮らし、活動のスタイルをつくることが大切だと感じました。(市民)
●現在、私のまわりでは認知症の人がいるかどうかわからなくなっている。私自身は認知症も病気であるので、普通に病気と考えて声を出したら良いと考えている。(市民)
●新しい仲間へバトンをつなぎながら活動を継続していると感じました。(本人パートナー)
●毎回感じることですが、当事者の方々がこんなにも明るく、前向きに、それぞれの立場で周囲の人を巻き込みながら活動していることに感動します。ご本人同士が語り合える場・機会の大切さを感じます。(行政)
●理解を深めることができました。また、次の取り組みを考えました。(行政)
●「良い話をきいて、良かったで終わらせてはいけない」という言葉が心に刺さりました。行政マンとして「認知症」の有無を考えずに、皆が笑顔でいられる町(区)を目指します。(行政)
●認知症当事者の方のお話や考え方をきいて、特別なことではなく、ありのまま受け入れていくことの大切さが印象に残りました。自分で認知症であると公表することで、仲間をつくっていくことで、つながりが生まれる可能性があると感じました。(地域包括)
●自分の地域で、身近にいる認知症の人の声をよくきく、その大切さを少しでも多くの人に理解してもらい、つながっていくことが大切だと思いました。本人を信じて待つことが大事。(地域包括)
●本人さんの発信をきくことの大切さを痛感しました。我々は想像でしか思いいたっていないと思います。(若年性認知症関係者)
●当事者のお話を聞いた者として「良いお話をうかがった」で終わるのではなく「感動したら動け!」を肝に銘じて、自分が何かをしなければと改めて聞いた者の責任を感じました。(介護・福祉)
●当事者の方の生き生きと発言されている姿におどろき、励まされた。だれもが生きやすい社会にするためには、ちいさなつぶやきを形にすること。「聞く側の問題(聞いた側の発信)」、響きました。(介護・福祉)
●仲間がいることの大切さを改めて感じました。聞いた方の責任、強く感じました。(介護・福祉)
●「パラリンピックに認知症の人が出ていない」のことばを始め、気づかされたことが多くありました。リレーの意味を大切にしていきたいと思います。(介護・福祉)
●隠すことなく、引け目を感じることなく、オープンにできるような環境をつくっていくには、このようなイベントを多くの人に知ってもらうことが大切。(医療)
●当事者の声をもっと聴く機会を作っていければと思う。偏見をなくすために。(医療)
●本人が様々な活動をしていることをもっと多くの方々に知ってもらいたい。(医療)
●「認知症」と診断された方は「認知症になった人」ではなく、名前をもった一人の個人であることを忘れてはいけないと思いました。認知症に限らず、全ての疾病や障害においても同様に思います。(医療)
●一人でも多くの方が希望をもつ、自分らしい生涯を歩んでほしいと思う。(医療)
●認知症になっても自分らしい生活を過ごされる。だれにとっても前向きが大事なことです。(医療)
●当事者の声を聞くということは大切である。認知症について教科書で勉強するだけでは気持ちに寄り添うことはむずかしいと思いました。認知症の人も、人として希望をもち、人生を歩んでいることを感じました。(医療/学生)
●本人の方々のお話で、聞いた側が元気をもらうくらいでしたので、まわりの他の人にも声かけたいと思いました。(研究・教育)
●メーカーであることから、聴く側の責任として、認知症の人にもわかりやすい商品をつくりたいと感じた。(企業)
●初めて本人の主体的な発言をきいてびっくりした。明るく、笑顔で、前向きに生きている姿に勇気をいただけた。(企業)
●認知症を前向きに受け入れることができる。そのような社会の共通理解が大事。(企業)
●本人の方たちのお話が印象的でした。失敗もわからないことも笑ってお話しする姿が希望でした。(メディア)